フリースタイルリブレで血糖値を可視化したら、身体コンディションと判断力・暗黙知の精度のつながりが見えてきた。血糖値スパイクを抑えることで思考はクリアになり、不要な仕事や人間関係を自然に手放せるようになった一方、感情の波は穏やかになり「心が動く」感覚が薄れる戸惑いも生まれた。AIが形式知を代替する時代に、人間の価値は身体で文脈に没入し暗黙知を掴む力にある。その力は血糖値を含む身体状態に強く依存しており、「テクノロジー × 身体性」というテーマは、これからますます重要になると感じている。
AIが形式知(C)を高速で回すほど、ボトルネックは「まだ言語化されていない暗黙知を掴んで、言葉にする入口」へと移っていく。大企業のPM、中小企業の業務改善、自分のプロダクトづくり——レイヤーの違う仕事を横断して見えてきたのは、SECIモデルでいうS→E、つまり共同化から表出化への橋渡しこそが、人間に残る不可代替な仕事だということだった。
AIを使えば「速く」作れるという話をよく見る。でも、個人的に大事だと感じているのは、そっちの速さじゃない。
10年前、机の上に10台の検証端末を並べていた頃と比べて、Webと開発スタイルは大きく変わった。それでも、カメラやタッチなどネイティブに近い部分では、今も端末ごとの違いが顔を出す。AIと一緒にコードを書く時代になっても、現場でちゃんと動くものを作るための検証とフィードバックのループは欠かせない。