見方を変えれば、景色が変わる。写真ワークショップに参加してきた。

去年の夏。岐阜県美濃市にあるGALLERY COLLAGEで、展覧会「re-spot」の開催を記念に開催された、千葉顕弥氏によるカメラテクニックワークショップに参加してきた。
GALLERY COLLAGEは、現代アートと地域を結ぶ現代美術館。これまでにも、美濃の風景と美濃和紙がコラボレーションした展示会が開かれたり、地域×アートの魅力を味わうことができる素敵な場所。ちなみに、美濃市は、ユネスコ無形文化遺産である美濃和紙の原産地だったりする。


今回のワークショップの講師は、千葉顕弥さんは、数多くの建築写真を撮り続けた写真家さん。ギャラリーに隣接する古民家ホテルNIPPONIA 美濃商家町を会場に、建物の魅力を「撮る」技法を、レクチャーいただいた。


有料ということもあり、ワークショップの内容については詳しくは触れないが、撮影した写真を多くの人に見てもらい、意見をもらう機会は経験したことがなく、参加した方の価値観みたいなものも垣間見れたような気がして、とても面白かった。



今回のワークショップで最も印象に残ったのは、カメラを向ける前に、全体を把握し、どこに特徴があるかを考えるということ。日頃、身の回りにあるモノや場所に対して、当たり前だと思っているけれど、きっと見方を変えれば、違う景色が見えるはず。だって、新しい発見があったら、嬉しいですもの。

日々仕事に追われてるとセカセカしてるよね。意識しないと見過ごしてしまう日常を、もう少し丁寧に見つめたいなと。そんなことを思ったワークショップだった。
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