青森県でやっている「AOMORI GOKAN アートフェス2024」に行ってきた!

ちょっと前の話だけど、青森県で美術館巡りをしてきた。

青森県では、2024年9月1日まで、5つの美術館とアートセンターが協力し、「AOMORI GOKAN アートフェス」というものを開催している。

青森市、弘前市、十和田市、八戸市、各地の美術館・アートセンターがあって、まるで「はらっぱ」のようにつらなり、新たな関係性が紡がれていくようにとの想いが込められているそう。

アートを起点に県内各地域にある自然や食、建築など豊かな文化に触れることを通じて、青森の魅力を発見する機会となります。

アートフェスについて – AOMORI GOKAN アートフェス2024

ってサイトにも書いてあるんだけど、青森が広すぎて、青森の「あ」くらいしか魅力を発見できなかったかもしれぬ。ほんと無念。

とはいえ、とにもかくにもアートが好きな人、自然を楽しみたい人は絶対に行ったほうがいい!ってことを声に大にして伝えたい。結果は大満足でした。

今回は5つをまわる時間がなくて、青森市にある青森県立美術館と青森公立大学 国際芸術センター青森だけ行ってきたので、とりあえず写真で紹介。

青森県立美術館は、めちゃくちゃ広い土地の中にあって、敷地を普通に散歩したり、子どもたちが走り回ってたりして、とにかくのどか。

前に人がいて、あそこから入るのねと思いきや、すぐそこにも入口っぽいのがあって、どこが入口?って迷いますが、どうやら入口がたくさんあるようです。

入口すぐには、目玉が動くおじさん?の作品。入ってすぐにこれがあるって、結構なインパクト。

写真じゃわからないんだけど、結構リアルで目玉が動く。

館内を歩いていくと、奈良美智さんの展示に。

わたしは知らなかったけど、青森県のご出身だそうです。

お花畑の展示ですね。広角レンズで撮影してないのが残念。

これ以外にも、県立美術館が地域の文化を「肥やす」べく、アーティストらとの協働のもと県内各地の魅力を発掘・発信した「美術館堆肥化計画」のコレクションもやっていて、盛りだくさんの内容(みるのに夢中で、写真撮るの忘れた)。

この日、15時くらいに美術館入りしたんだけど、全然時間が足りなかった。アートフェスのコレクションだけじゃなくて、コミュニティギャラリーとかもあったりして、全部みようと思うと本当に時間が足りず。悔しさを胸に1日目終了。行く人は、もっと早めに現地入りするのがおすすめ。バスで行くと時間も気にしなきゃ行けないのもネックよ。

翌日は青森公立大学 国際芸術センター青森へ。青森駅からバスで40分ほどでアクセス可能です。展覧会のテーマは「currents / undercurrents -いま、めくるめく流れは出会って」。公立大学がやっているからか?入場無料。

当日は雨。森の中にあります!って感じで、とにかく敷地がめちゃくちゃ広い。アーティスト・イン・レジデンスもあり、世界から人がやってきて創作活動をしているらしく、創作棟や宿泊棟を備えている。森の中をうろうろしてたら、帰り際に迷子になって、通りがかった学生さんに助けてもらうことに。

建築家の安藤忠雄により「見えない建築」をテーマとして設計されたらしい。

ぼーっとしてたら、上から水が落ちてきて、ざっばーんって音にびっくり。

川と海がぶつかる様子の映像は圧巻。(写真だとわかりにくすぎ)

「なおす」をテーマにした青野文昭さんのビッグな作品。

AOMORI GOKAN アートフェス2024。壮大な自然の中でみるアートで、心がきれいになった気がするよ。五感で味わうとは、まさにこのこと。自分の中のわくわくが触発された感じ。

青森市だけじゃなくて、ほかの展示会にも行きたい!と思える、とてもすばらしい企画だった。唯一の失敗は、レンタカーを借りなかったこと。効率的に各地をまわるためにも、車はマストですな。

さて。今回の青森旅、ほんとは行く予定なんてなかった。
岩手県に住んでいたこともあり、仲間に会いに年に2.3回東北を訪れる。行き先は、だいたい宮城から岩手で、それ以外の東北の土地にはほぼ行かない。というか、東北って広すぎて、普通に時間が足りない。

で、今年も連休中に東北の旅へ行ったんだけど、なぜかもう少し違うところにも行ってみようかなと頭をよぎった。どこ行くかなーって調べてたところ、青森県でのアートフェスがあることを知って、足を運んだわけ。

アート巡りが終わり、青森市の街をぶらりとした時に、店でたまたま隣になった女性と世間話をした。大きなリュックを背負ったその女性は、どうやら移住先を決めるべく、いろいろ旅にでて、良き場所を探しているらしい。

旅では、いろいろな”たまたま”が起こる。展示会の文章をよみながら、夏がくるくらいに決まるといいな、と言っていた彼女のことを思い出したとさ。

古くからヒトをはじめとする生き物たちは、自然環境の影響を受けながら、移動を続けることで生きてきました。生まれた場所、定住する場所、訪れた場所、そしてこれから行く場所は、今たまたまの現在地である青森と、どのようにかかわり合うのでしょうか。

展覧会「currents / undercurrents -いま、めくるめく流れは出会って」 | 国際芸術センター青森 – ACAC’

にしても、開催期間中に青森市以外の展示も行きたいところである。夏にもう1回青森行くかな。。。

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